男とのセックス。
すっげーいいです。
てか、ジム男とのセックスがいい。
気持ちいいし、落ち着くし。
変な話、自分がセクシーになったような気がする。
そんな俺をジム男が求めてくる。
そんなジム男を俺も欲しがる。

ジム男といると
俺は、本来の場所に戻るような感じがした。
何しても許されるような。
俺の、そのまんまでいいんだって。
やりたいこと、やりいたい時に、やっていい。
段取りとか作戦とか、一切なし。
俺は、認められているような。
俺は、理解されてるような。
いいんだ、そのままで、って言われてるような。
お前のそのままが、いいんだって、抱きしめられてるような。

ジム男とのセックスに夢中になった俺は、
二日とあけず、ジム男に会いに行った。
会えない二日はジム男でオナニー。
そのことを携帯で、ジム男に伝えもした。

さっきさ、お前のこと考えながら、オナニーした。

するとジム男が、

俺もさっき、お前でした。

ジム男の言葉に、うれしくなる俺。
うれしくなって、また勃起。
携帯きって、またオナニー。

普通の日の夜中の１時。
明日、仕事があるのに、
今から会いにいっちゃおうかなと、
まじに悩んだこともあるくらい。

会社からジム男の家に直行した日。
玄関入ると、ジム男が全裸で出てきた。
まだくつ履いたままの俺を、スーツの上から抱きしめる。

会いたかった。

俺も。

って、俺達昨日会ってんじゃん！

俺を抱きしめキスをするジム男。
ジム男の興奮が身体から伝わってくる。
キスしながらジム男が俺に聞く。

昨日、あれからオナニーした？

した。

ネタは？

お前のこと。

キスしながら答える俺。
尋問されてるような感じ。
俺の身体も興奮してくる。

俺の、なに。

お前とのキス。

どんな？

素っ裸でお前と抱き合った。

しゃべりながらのキス。
舌を入れたくても、いれられない。
相手がしゃべれるように、
自分が答えられるように
唇に軽く唇を合わせるだけ。
唇の他にも
頬や耳にキスしたり。

俺のちんこは。

考えたよ。お前のちんこ。

しゃぶった？

ああ、しゃぶった。

ジム男が俺の手を取り、自分のちんこにあてがう。
手にあたるものを俺は握る。

これか？

固くでかく勃起しているジム男のちんこ。
なま暖かい。

すげ、でけー。

本物、しゃぶりたい？

しゃぶりたい。

いいぜ、しゃぶって。

靴履いたまま、スーツのまま。
俺はしゃがんで、ジム男のちんこを咥えた。
ジム男がいやらしく喘ぐ。
俺の背中を撫で回しながら、
腰をふる。
俺は本物にありつけて
嬉しくてしょうがない。

うまいか。

たぶん、俺は本当にうまそうにしゃぶってた。
ってか、うまかったし。
ジム男のちんこ咥えたまま、俺が答える。
咥えてるから、うまく喋れない。

ふっげ、ふへえ。

全裸のジム男にスーツのままの俺。
しかもここは玄関先。普通の場所じゃない。
その状況が俺をさらに興奮させる。

ジム男が俺の肩を掴んで引き上げ、俺を立たせる。
立ったらまたすぐキス。
でも、今度は激しいやつ。

俺はすぐにでも服を脱ぎ捨て素っ裸になりたかった。
でも、ジム男がそれを許さない。
俺は激しいジム男のキスに、応えるので精一杯。

俺もしゃぶりて。

そういうとジム男は
俺の前にしゃがみ、
俺のズボンのベルトはそのままに、
ジッパーを下げ、中に手を突っ込み、
トランクスの前を開けて、
中でいきりたってた俺のちんこを
玉と一緒に外に持ち出す。
見かけはジャケットも着てネクタイも締めてるスーツ姿の俺。
でも、ズボンのジッパーから
勃起したちんこと玉だけ、外に出している。

すっげー、すっげーよお前のちんこ。
かてえし玉もでけえ。

駅からジム男の家までの途中から
俺はもうちんこを勃起させてた。

我慢汁だらだらじゃん。
トランクス、濡れちゃってんじゃん。

確かにその通り。
垂れ流してた。
ジム男にそれを見つけられ指摘されると
たまらなく恥ずかしい。

舐めていい？、我慢汁。

うなずく、俺。

うん？なんだ。

いいぜ。

いいぜ？許可か。
このまま戻したら、トランクスベチャベチャだぜ。

舐め取って。

何を？

俺のちんこの我慢汁。

ちゃんとお願いしてみ。

俺のちんこの我慢汁、全部舐め取ってくれ。

そこまで俺に言わせると、
ジム男は俺のちんこの先に舌を這わせ、
亀頭の先端から垂れ下がっている我慢汁も、
もう出ちゃって亀頭を濡らしている我慢汁も、
後から溢れ出てくる我慢汁も、
俺の亀頭を舐めまわしながら全部飲み込み、
最後は俺のちんこを咥えて吸い取った。
我慢汁を舐め取られ吸い取られる快感に耐えながら、
でも、俺は、ジム男が俺のちんこをしゃぶる姿をじっと見ていた。

セックスから入ったジム男。
でもうざい女とは違った。
俺の好きな歳上の女（ひと）と同じ。
大人だし、自立してるし。
寄りかからずに寄り添って、
ってか、肩に手を回してくる。

いい感じだった。

ジム男と初めてキスした時、
俺はこいつと付き合おうと思った。
相手はゲイだったし、
後腐れなさそうだし。
誰にも分らないし、別にいいやって。
男とのセックスにも興味あったし。
それにこいつ、俺のこと好きみたいだし。
ゲイのジム男が俺にゲイだって告白して、
二人きりの部屋でアダルトビデオを見せるって、
そりゃ、何考えてるのか、
ある程度はわかりますよね。

女が俺になびいて来た時と同じような感覚。
いいっすよ、俺も嫌いじゃないし、みたいな。

でも、相手は男なわけで、
いつもとは勝手が違う。
なかなか進まない関係にいらだったり、
どっちが主導権とるとか、
じゃ俺が落とすって作戦たてたり。

いつのまにかジム男との関係に、
俺はすっかりはまって、
それが恋だとか、恋愛だとか、
考えることもしなかった。
ただただ、ジム男とやりたかったし、
ジム男に会いたかった。

セックスやれるだけやって、
会うだびに全裸でくっついて、
軽いのからディープなやつまで、キスばかりしてて、
口を離せば好きだとか、会いたかったとか
ずっと一緒にいようとか。

お前の肌、きれいだよなー、好きだな、この身体。
俺もお前の肌、好きだ。俺達は肌が合う。

ちんこ、かってー！でけー！すっげーよ、これ。
はは、じゃ、お前にやるよ。俺のは、いる？
いるいる！名前書いとく。

お前、俺のものになれ。
もう、そうだよ。

いいねー、お前のキスは。
じゃ、もう１回。

ま、それは、セックスの時に効果音みたいなもんなんですけど、
でも、その効果音にだんだん催眠かけられて。
セックスじゃないときも、好きだとか普通に言い出して、
会社に行くときとか、帰ってきたときも、
まるで習慣のようにキスしてたし。
習慣って、キスするぞーってキスじゃなくて、
もう行くよ、って肩たたかれて、
でも手が離せない何かがあって、
だから、首だけ振り向かせて、
かるーく、チュ、みたいな感じ。
別にトロンともしないし、舌も入れない。
そんなキスのこと。

こうなると、
もう俺達は恋人同士みたいになってるわけで。
別に
付き合ってくれ
とか、
付き合ってるよね、
とか、
お互い確認した訳じゃないけど、
そんなことは必要なかったし、
そんなことしなくても、
ジム男の気持ちは、俺の身体が分ってるし、
俺の気持ちも、俺の身体が伝えてるし。
しかもそれが伝わっているのが、
またジム男の身体でわかるし。

それが恋とか恋愛とか、
そんなことは後でよくて、
それよりも、一緒にいて、セックスして、
何回もキスして、絡んで寝て、またセックスして。
そっちほうが、大事だった。

自分でも気が付かない自分の心の動き。
言えばセックスだけじゃなくて、
こういう状況も、俺にとっては初体験。
男に対する感情の、今までにはない新たなもの。
経験したことがない分、それがなんだかわからなかった。
友情？
性欲？
先輩と後輩の関係？

俺は、まったく無防備だったし、
有頂天だった。

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