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男なのに最近男とやり始めちゃったやつ・F
今まで考えもしなかった男同士のセックスにはまっていく俺の話。
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AE.異常
ジム男の前で、俺はオナニーをしていた。
全裸で椅子に座り、背もたれに身体をだらしなく預け、
両足を前にだらんと投げ出している。
ケツが椅子からずり落ちそうだけど、
前に投げ出した足が、かろうじてそれを支えている。
支えながら、時々がくんがくんと震えている。
そんな俺を見ながら、ジム男も自らちんこをしごく。
オナニーの見せ合い。
お互いのちんこしごく姿見て、興奮している俺達。

俺達は、異常。

異常ってなんすかね。
別に哲学を語ろうってわけじゃないんすけど、
考えたことありますか?

異常。
常とは異なるってこと。
じゃ、常って何?
そんなこと考えたこともない。
てか、普通考えないっすよね。

で、早速ウィキペディア。

でも、載ってなかった。
うーん。

じゃあ、と
ヒントになるような熟語を考えてみる。
非常。
常に非ず。
正常。
正しい常。
常識。
識っていうのは仏教用語で、「認識対象を区別して知覚する精神作用」
のことだって。
常の識、が常識。

うーん。

常って、ずーっと存在しているってもの?、かな。
で、たぶん、ずーっと存在しているものは、いつもあるとは限らない。
無いときだってある。
ずーっと存在しているはずものが無い状態。
一時的に常ではない状態。
これが非常。

うーん、どうっすかね。

ずーっと存在しているものがそのまま通しであるということ。
ずーっと存在しているものが、運良くずーっとある状態。
これが通常。
だから非常の反対語は通常。

うん、これはいいかもしんない。

正常はずーっと存在しているものの中で正しいもの。
どうやらずっと存在しているものの中には、正しくないものもあるらしい。
だからわざわざ正しい常、正常って言葉で、それらを区切ろうとしている。
きっと昔は正常の反対語があったはずだ。
正しくない常を表す言葉、非正常みたいなやつ。
昔の人は、正しくない常には目をつぶりたかったのか、そんなものは無い!ってことにしたかったのか。
いつの間にかその言葉は使われなくなった、ってことなんだろう。

常識はずーっと存在しているもののうち、えっと、なんでしたっけ、
「認識対象を区別して知覚する精神作用」のこと。
反対語は非常識。
常識に非ず。

うーん、なかなかいい感じ。

でも、ここではっと気付いた。
異常は?
正常の反対は、異常でしょ。
そうか、そうだよな。
そう習ったよな。
非正常なんて言葉、聞いたこともないし。

いやいや、でも、今まで考えてきた論法で言うと
それは違う。
異常は、
ずーっと存在しているものとは、異なるもの。
正しいとか正しくないとかじゃなくて、
ただ異なってるだけってもの。
悪いものとか、間違っているものじゃない。
常とは異なるもの。
それが異常。
だから、正常の反対語は異常じゃない。
やっぱりそれは非正常。

じゃ異常の反対語は何か。
それはシンプルに、常、かな。

どうっすか?
この論理、ありっすか?

別にこじつけてないし
言い訳してるつもりもない。
悪でもよかったし、正しくないとなってもそれはそれ、と思ってた。
多数決が常識になりがちなこの世の中、
俺はただ、真実が知りたいと思っただけ。
で、俺は思うけど、
異常って悪いことではない。
かといって良いことでもない。
きっと異常の中にも正異常と、非正異常があるんだろう。

異常って言葉、なんか悪いニュアンス満載だったけど、
こう考えてくると、善とか悪とか、正しいとか正しくないとかを超えて、
もっと深いところでの意味を持つ、奥深い、特別な言葉のように思えてくる。

異常って、ひょっとしたら、かっこよくね?

俺達は、異常。

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