AI.勝手に言うな!
いつものようにエロエロになりながら向ったジム男のマンション。
有頂天の俺は、ジム男とのセックスのことばかり頭にあった。
ジム男に会う前から俺のちんこは完全勃起。
汗でベトベトの身体が何故かいやらしさを倍増させる。
トランクスのゴムから頭出してるちんこ。
むき出しになった亀頭が、下腹にベットリとくっついてる。
時々はなれたりすると気持ちよかったり。
蒸し暑さに、首のネクタイを緩めながら開けたジム男の部屋のドア。
早くシャワーが浴びたかった。
いつもの玄関だったけど、
それに続く廊下には知らない男がいた。
そんなに驚かなかった。
てか、驚く間もなく、俺はその状況にすぐに適応した。
暑さにだれてた俺が、瞬時にさわやかな好青年に変わる。
よそ行きの言葉で、さわやかに、
あ、すいません。
あれ?ジム男さん、は?
筋輔君?
あ、はい。
日頃の営業訓練の成果か。
ニッコニコ笑顔の俺。
俺は、平静を装うのが、得意だ。
坊主のあごひげ。
両手をジャージのポケットに突っ込んだまま、
俺の身体全身に素早く目を這わす男。
上がれよ、ジム男、中にいるから。
あ、はい、すいません。
いつもはかかとを合わせてササっと脱ぐ靴。
この時はとっさに靴紐に手を伸ばす。
靴紐をほどきながら、頭の中で考える。
世界最高速のプロセッサがどうのこうのって、仕事で聞いた覚えがある。
でも、人間の頭はその何十倍の速さが普通に可能。
今日行くって、俺、連絡したよな。
友達が偶然来たか。
げっ、じゃあ今日やれねーじゃん。
んだよ、帰るか。
てか、俺はどういうスタンス取ればいいんだ?
てか、あの人、誰?
ゲイの人?それとも違う人?
ジム男、一応こういうやつが今日来るとか言ってんだろうな。
俺の名前知ってたし。
てか、俺のこと、なんて言ってんだ。
やべ、あわせなきゃダメじゃん。
二人きりで話せるタイミング、あるかな。
いいや、あまり話さないでいよう。
ジム男も同じことを考えているに違いない。わざわざあの人を迎えに出したのも、変な疑いを避けるため。そうか、そうだよな。あいつも困ってるんだ。あいつはきっとサインを送ってくる。それまで、ジム男の誘導に任せよう。
とりあえず、俺はジム男のたんなる後輩。
ジム男がゲイとか知らないし、
もちろん俺とやってるとか、無し!
だんだん状況を理解しだす。
俺とジム男のことがバレないようにしないといけない。
この間、およそ5-6秒。
立ち上がって振り返ると、
男はまだ俺を見ていた。
なんか、ねちっこい目つき。
黙って俺を見ている。
視線が身体にまとわりつくようで気持ち悪い。
もう何かを疑っているのか。
俺がゲイに見えるのか。
変な間に、なんとなく気まずくなる。
えっと、いいっすか、中。
笑顔で普通に、戸惑ったふりで聞く俺。
ニヤっと笑い、無言で振り返り、歩き出す男。
(んだよ、感じわりぃ。)
男の後ろをついていく俺。
リビングに入ると、いつもの風景とその明るさに少しほっとする。
ジム男は料理をしていた。
俺に気付くと冷蔵庫を閉めて、近づいてきた。
FC2 Blog Ranking
↑参加中!
有頂天の俺は、ジム男とのセックスのことばかり頭にあった。
ジム男に会う前から俺のちんこは完全勃起。
汗でベトベトの身体が何故かいやらしさを倍増させる。
トランクスのゴムから頭出してるちんこ。
むき出しになった亀頭が、下腹にベットリとくっついてる。
時々はなれたりすると気持ちよかったり。
蒸し暑さに、首のネクタイを緩めながら開けたジム男の部屋のドア。
早くシャワーが浴びたかった。
いつもの玄関だったけど、
それに続く廊下には知らない男がいた。
そんなに驚かなかった。
てか、驚く間もなく、俺はその状況にすぐに適応した。
暑さにだれてた俺が、瞬時にさわやかな好青年に変わる。
よそ行きの言葉で、さわやかに、
あ、すいません。
あれ?ジム男さん、は?
筋輔君?
あ、はい。
日頃の営業訓練の成果か。
ニッコニコ笑顔の俺。
俺は、平静を装うのが、得意だ。
坊主のあごひげ。
両手をジャージのポケットに突っ込んだまま、
俺の身体全身に素早く目を這わす男。
上がれよ、ジム男、中にいるから。
あ、はい、すいません。
いつもはかかとを合わせてササっと脱ぐ靴。
この時はとっさに靴紐に手を伸ばす。
靴紐をほどきながら、頭の中で考える。
世界最高速のプロセッサがどうのこうのって、仕事で聞いた覚えがある。
でも、人間の頭はその何十倍の速さが普通に可能。
今日行くって、俺、連絡したよな。
友達が偶然来たか。
げっ、じゃあ今日やれねーじゃん。
んだよ、帰るか。
てか、俺はどういうスタンス取ればいいんだ?
てか、あの人、誰?
ゲイの人?それとも違う人?
ジム男、一応こういうやつが今日来るとか言ってんだろうな。
俺の名前知ってたし。
てか、俺のこと、なんて言ってんだ。
やべ、あわせなきゃダメじゃん。
二人きりで話せるタイミング、あるかな。
いいや、あまり話さないでいよう。
ジム男も同じことを考えているに違いない。わざわざあの人を迎えに出したのも、変な疑いを避けるため。そうか、そうだよな。あいつも困ってるんだ。あいつはきっとサインを送ってくる。それまで、ジム男の誘導に任せよう。
とりあえず、俺はジム男のたんなる後輩。
ジム男がゲイとか知らないし、
もちろん俺とやってるとか、無し!
だんだん状況を理解しだす。
俺とジム男のことがバレないようにしないといけない。
この間、およそ5-6秒。
立ち上がって振り返ると、
男はまだ俺を見ていた。
なんか、ねちっこい目つき。
黙って俺を見ている。
視線が身体にまとわりつくようで気持ち悪い。
もう何かを疑っているのか。
俺がゲイに見えるのか。
変な間に、なんとなく気まずくなる。
えっと、いいっすか、中。
笑顔で普通に、戸惑ったふりで聞く俺。
ニヤっと笑い、無言で振り返り、歩き出す男。
(んだよ、感じわりぃ。)
男の後ろをついていく俺。
リビングに入ると、いつもの風景とその明るさに少しほっとする。
ジム男は料理をしていた。
俺に気付くと冷蔵庫を閉めて、近づいてきた。
FC2 Blog Ranking
↑参加中!
ジム男の目を必死に読もうとする俺。
でも、読めない。
よっ、筋輔。
びっくりした?
え?
こいつがいて、びっくりしたかってこと。
いや、あ、うん。
ジム男と男を交互に見ながら答える俺。
男がソファーに移動しながら口を挟む。
さすが、ノンケっぽいな。てかノンケか。
筋輔君は、ジム男が初めてなんだろ?、男は。
はい?
(何言ってんだ?、この人。)
答えられない俺。
だよな。
俺の代わりにジム男が答える。
何も言えず、固まってる俺。
猛烈な恥ずかしさがこみ上げてくる。
自分が男とセックスしていることを、他人に知られた。
身体が熱くなって、顔から火がでるような感じ。
赤くなってるに違いない。それがまた恥ずかしい。
まともに男を見れなくなる。
なんだ、違うのか?
ジム男がバカな突っ込みをしてくる。
ったく、こいつは場を読めない。
しかたなく俺が答える。
そうだけど。
勝手に話しを進めているジム男に、営業筋輔は影を潜める。
俺のことまで、そんなどんどんぶっちゃけるな!
ジム男への抗議の沈黙。
でも、ジム男はそれにも気が付かない。
はは、筋輔、紹介するよ。
こいつは、時任。
俺の、ま、セフレだ。
なんだ、俺はお前のセフレなんだ?
笑いながら時任が答える。
(セフレだあ!?)
今日はそういうことにしといてよ。
笑いながらジム男が答える。
(なに二人で勝手に盛り上がってんだよ!ちっと待てよ!)
でも、どんどん続く。
初めまして、だな。
筋輔君のことは、ジム男から聞いてるよ。
いい男だから、1回見てみろって言われてた。
今日はすまんね。俺が突然来たんだ。
筋輔君が来るとは知らなかった。
二人きりだと思ってたんだろ?
でも、いいか?
今日は俺も、入れてくれ。
そう言って、ジム男をニヤっと見る。
俺は混乱していた。
何がほんとで何がジョークなのか、俺にはわからない。
だいたい、そんなに堂々と普通にゲイの発言すんな!
ただ、笑顔で立ってるだけの俺にジム男が、
筋輔は?
え?
自己紹介。
あ、筋輔です。
すいません。お邪魔して。
なんだよ、お前、緊張してる?
いつもと違うじゃん!
笑う、ジム男と時任。
もう帰ろうと思った。
こういう状況は、ちっと耐えられない。
お前、シャワー浴びてこいよ。
夕飯、作ったからさ。
え?、あ、うん。
また、俺は考えた。
ジム男は俺にシャワーを勧めて、風呂場に案内するふりして二人きりで話しをする気なんだ。
きっとやんごとなき事情があるに違いない。
そう思った。
だから、帰ると言い出すのを止めて、言われるままにシャワーを浴びることにした。
汗かいてたし、どうせならさっぱりしてから帰ろうと。
じゃ、すいません。
ジャケットを脱いで風呂場に向おうとする俺。
ジム男をちらっと見る。
(わかってるぜ、ジム男。風呂場に行こうぜ。)
目でサインを送るつもりだった。
でも、ジム男はキッチンに戻り、料理の続きを始めている。
俺のほうを全然見ない。
時任はソファーに座って、TVを見始めてる。
二人ともまったく自然体。くつろいでやがる。
ドアのところで俺だけ置いてけぼり。
(ったく、なんなんだ、これ。)
俺はしかたなく、一人で風呂場に行った。
あとから追いかけてくるかもしれないジム男を少し待ったが、
全然その気配はない。
風呂場の脱衣所で考える。
あの人、ゲイの人か。
それにしても、ジム男の野郎、勝手に俺達のことを簡単に言うな!だよ、ったく。
てか、ジム男のセフレってなんだ。
そんなやつがいるなんて全然言わなかったじゃん。
ジム男、あの男とセックスしてんのか。
じゃ、俺は?
ジム男は俺じゃねーのかよ。
俺は、ジム男に一直線だった。
女との世界にありがちな浮気とか二股とか、
そういうの、まったく考えてなかった。
そんなこと、ジム男との関係ではあり得ないと思ってた。
俺とジム男は、そんな俗っぽいことにまみれるような、そんな軽い関係ではないと思ってた。
それが、セフレ!?
しかもそいつに俺に紹介!?
あいつらつるんで、何考えてんだ。
俺に何をしようとしてる。
知ってると思っていたジム男が、どんどん他人に思えてくる。
遊ばれた女の感覚って、こんなもんかと妙に納得したり。
で、俺は、帰るのをやめた。
売られたけんかみたいな感じ。
だったら買ってやろうじゃん、ってこと。
時任、いいぜ、今日いても。
でも、俺もいっから。
おもしれー、
お前らが何考えてんだか、見てやろうじゃん。
どうせ、くだらねぇことだろうけど。
服を脱ぐと、全身の汗が冷たくなっていた。
↑参加中!
でも、読めない。
よっ、筋輔。
びっくりした?
え?
こいつがいて、びっくりしたかってこと。
いや、あ、うん。
ジム男と男を交互に見ながら答える俺。
男がソファーに移動しながら口を挟む。
さすが、ノンケっぽいな。てかノンケか。
筋輔君は、ジム男が初めてなんだろ?、男は。
はい?
(何言ってんだ?、この人。)
答えられない俺。
だよな。
俺の代わりにジム男が答える。
何も言えず、固まってる俺。
猛烈な恥ずかしさがこみ上げてくる。
自分が男とセックスしていることを、他人に知られた。
身体が熱くなって、顔から火がでるような感じ。
赤くなってるに違いない。それがまた恥ずかしい。
まともに男を見れなくなる。
なんだ、違うのか?
ジム男がバカな突っ込みをしてくる。
ったく、こいつは場を読めない。
しかたなく俺が答える。
そうだけど。
勝手に話しを進めているジム男に、営業筋輔は影を潜める。
俺のことまで、そんなどんどんぶっちゃけるな!
ジム男への抗議の沈黙。
でも、ジム男はそれにも気が付かない。
はは、筋輔、紹介するよ。
こいつは、時任。
俺の、ま、セフレだ。
なんだ、俺はお前のセフレなんだ?
笑いながら時任が答える。
(セフレだあ!?)
今日はそういうことにしといてよ。
笑いながらジム男が答える。
(なに二人で勝手に盛り上がってんだよ!ちっと待てよ!)
でも、どんどん続く。
初めまして、だな。
筋輔君のことは、ジム男から聞いてるよ。
いい男だから、1回見てみろって言われてた。
今日はすまんね。俺が突然来たんだ。
筋輔君が来るとは知らなかった。
二人きりだと思ってたんだろ?
でも、いいか?
今日は俺も、入れてくれ。
そう言って、ジム男をニヤっと見る。
俺は混乱していた。
何がほんとで何がジョークなのか、俺にはわからない。
だいたい、そんなに堂々と普通にゲイの発言すんな!
ただ、笑顔で立ってるだけの俺にジム男が、
筋輔は?
え?
自己紹介。
あ、筋輔です。
すいません。お邪魔して。
なんだよ、お前、緊張してる?
いつもと違うじゃん!
笑う、ジム男と時任。
もう帰ろうと思った。
こういう状況は、ちっと耐えられない。
お前、シャワー浴びてこいよ。
夕飯、作ったからさ。
え?、あ、うん。
また、俺は考えた。
ジム男は俺にシャワーを勧めて、風呂場に案内するふりして二人きりで話しをする気なんだ。
きっとやんごとなき事情があるに違いない。
そう思った。
だから、帰ると言い出すのを止めて、言われるままにシャワーを浴びることにした。
汗かいてたし、どうせならさっぱりしてから帰ろうと。
じゃ、すいません。
ジャケットを脱いで風呂場に向おうとする俺。
ジム男をちらっと見る。
(わかってるぜ、ジム男。風呂場に行こうぜ。)
目でサインを送るつもりだった。
でも、ジム男はキッチンに戻り、料理の続きを始めている。
俺のほうを全然見ない。
時任はソファーに座って、TVを見始めてる。
二人ともまったく自然体。くつろいでやがる。
ドアのところで俺だけ置いてけぼり。
(ったく、なんなんだ、これ。)
俺はしかたなく、一人で風呂場に行った。
あとから追いかけてくるかもしれないジム男を少し待ったが、
全然その気配はない。
風呂場の脱衣所で考える。
あの人、ゲイの人か。
それにしても、ジム男の野郎、勝手に俺達のことを簡単に言うな!だよ、ったく。
てか、ジム男のセフレってなんだ。
そんなやつがいるなんて全然言わなかったじゃん。
ジム男、あの男とセックスしてんのか。
じゃ、俺は?
ジム男は俺じゃねーのかよ。
俺は、ジム男に一直線だった。
女との世界にありがちな浮気とか二股とか、
そういうの、まったく考えてなかった。
そんなこと、ジム男との関係ではあり得ないと思ってた。
俺とジム男は、そんな俗っぽいことにまみれるような、そんな軽い関係ではないと思ってた。
それが、セフレ!?
しかもそいつに俺に紹介!?
あいつらつるんで、何考えてんだ。
俺に何をしようとしてる。
知ってると思っていたジム男が、どんどん他人に思えてくる。
遊ばれた女の感覚って、こんなもんかと妙に納得したり。
で、俺は、帰るのをやめた。
売られたけんかみたいな感じ。
だったら買ってやろうじゃん、ってこと。
時任、いいぜ、今日いても。
でも、俺もいっから。
おもしれー、
お前らが何考えてんだか、見てやろうじゃん。
どうせ、くだらねぇことだろうけど。
服を脱ぐと、全身の汗が冷たくなっていた。
↑参加中!
COMMENT
●
あみ | URL | 2007/05/20(日) 19:35 [EDIT]
あみ | URL | 2007/05/20(日) 19:35 [EDIT]
ついに時任さんが!
お待ちしておりましたw
ちなみにこれ、いつ頃のお話なんだろうとふり返ってみましたら、昨年の6月19日の出来事でしたよ。(何故知ってる?笑)
一年近く前なのに筋輔さんの動揺ぶりが伝わってきます。
続き楽しみにしています。
お待ちしておりましたw
ちなみにこれ、いつ頃のお話なんだろうとふり返ってみましたら、昨年の6月19日の出来事でしたよ。(何故知ってる?笑)
一年近く前なのに筋輔さんの動揺ぶりが伝わってきます。
続き楽しみにしています。
● きたねロード第2章
パローレ | URL | 2007/05/20(日) 15:29 [EDIT]
パローレ | URL | 2007/05/20(日) 15:29 [EDIT]
お!時任さん登場。
なんだ最初は不穏な初対面だったんだね。
誰かがコメントした「筋輔さん、バイっていうより、女みたいよ」が
現実味を帯びてきたぞ(笑)
ノンケ出身の人はゲイ界に一途に入るもんなのかな。
どうせ、この後、すぐ乱交始まるんだろ。
あ、先を予想すんなって?
それにしてもみんなあんまりコメントしなくなったね。
様子伺ってんのかな。
なんだ最初は不穏な初対面だったんだね。
誰かがコメントした「筋輔さん、バイっていうより、女みたいよ」が
現実味を帯びてきたぞ(笑)
ノンケ出身の人はゲイ界に一途に入るもんなのかな。
どうせ、この後、すぐ乱交始まるんだろ。
あ、先を予想すんなって?
それにしてもみんなあんまりコメントしなくなったね。
様子伺ってんのかな。
| ホーム |