なんて考えてたら、
すぐに駅についた。
なかなか時間が進まなかったはずなのに、
どう会おうか考えがまとまらないまま、
どんどんジム男の家が近づいて来る。
あーまじやばい。
そうこうしてるうちにジム男のマンションに到着。
手は勝手に部屋番号を押す。

はい！

ジム男の声。
何かやってる最中にインターホン取った感じ。

あ、筋輔。

あいよ！

ドアが開いた。

普通、普通、普通、、、

エレベータは１Fにいた。
すぐ乗れた。

普通、普通、普通、、、。

ジム男の部屋の階に到着。
部屋の前。
鍵は開いてた。

ふー。
ちょっと深呼吸。
ドアをあける。

えっ！？

ジム男が裸で通路を奥に向って歩いていた。
裸のお尻が丸見え！
びっくりした俺は、動揺を隠すために普通に、

お邪魔しまーす。

そうだ、これだ！
これ、すっげー普通。
会心の出来！

部屋の向こうからジム男の声。

シャワー浴びちゃえよ。
タオル、中に積んであるやつ使っていいから。

って、顔も見ずにシャワーかよ。
全然普通じゃないじゃん。
あのね、女はこのパターン、一番嫌いなんだぜ。

やる為だけ、みたいのは嫌。
流れの中で、そういう雰囲気になるのぉー。

リクエストはだいだいこんな感じ。
ま、でも俺達はそういうんじゃないし、
男同士だから、いいのか。
俺は靴を脱いでそのままシャワー室へ直行。

服を脱いで、全裸になる。
いよいよだ。
裸になるとエロい気分になる。
俺は一人で勃起した。
鏡に映った勃起している全裸の俺。
ちんこを少ししごいてみる。
鏡の前でオナニーもどき。
エロくなってる自分の姿。
なんか不思議な気分だった。
まだだ、と思い直し。
シャワーで、ちんこをなえさせた。

いつもよりちょっと念入りに身体を洗う。
シャワーで口もゆすぐ。
一応ね。
エチケットだし。

で、シャワーから出るとき、ふと考える。
さて、どんな格好で出てけばいいんだ？
着てきた服をもう一度着る？
下着だけ?
タオルを腰？
それとも全裸？
これが結構難しい。
女もこんなこと考えるんだろうか。

考えます？
で、どうしてます？

着てきた服全部着てくのは、なんか抵抗してるみたいだし、
下着だけって、女みたいだし。
女の子はいいんですよ、それで。
かといって、いきなり全裸じゃ、それも雰囲気ぶち壊し。

俺は腰にタオルを巻いて、一応服を手で持っていった。
もしジム男が服着てたら、リビングで服着よ。
あたかも、そこで着ようと最初から思っていたように。

リビングのジム男は、腰にタオル巻いた格好で
ソファーに座っていた。
入っていくと、振り返って俺を見る。
もう満面の笑み。

よっ、元気だったか？

かっこいい笑顔だった。
あまりにもいい笑顔だったので、
俺はジム男の顔を直視できなかった。
目をそらし、でも、俺も嬉しくて笑っていた。
なんか照れくさかった。

服、そこにおいてさ、
こっちこいよ。

腰にタオルは、正解！
よかった。

俺は服を小さいソファの上において、
ジム男の横に座った。
足を開いて座るジム男。
太腿がタオルから出ている。
ギリギリちんこが見えない。
それを見ただけで、俺は反応しそうになる。
いやらしい気分になってくる。
俺も同じような格好で、背もたれによりかかり、
ちんこがぎりぎり見えないくらいに。
大きく足を開いた。

TVがついていた。
お笑いの番組。
しばらく黙って見ていた。
そのうち、ジム男が笑い出した。
俺を見て、笑いを伝染させるように笑う。
俺もだんだん笑い出す。
ジム男はおかしいと、腹を抱えて笑う。
でかい笑い声。
無邪気なジム男。
そんなジム男を見てだんだんリラックしてくる俺。

俺はちょっとちゃめっけを出した。
俺は横になり、ジム男の膝に頭を乗せた。
さっきから気になってるジム男の太腿に触りたかったのと、
こっちから積極的にいってやろうと
そう思った。

おーい、なになに。

大げさに両手を広げるジム男。

いいじゃん、このほうが楽だし。

ジム男は笑って俺の頭を撫でた。
男に頭撫でられるなんて、すっげ珍しいことだったけど、
雰囲気はまったく普通のことのようだった。
また、俺はいやらしくなった。

相変らずお笑いがべらべら喋ってる。
なんかすっげ楽しかった。
二人でゲラゲラ笑った。

番組が終わってCMになった。
ジム男の膝から起き上がり、ジム男を見る。
たのしそうな笑顔が残っている。

なんか、変な気になった。
キスしたくなった。
でも、一瞬どうしようか考える。

どうすっかなー。

ジム男を見つめる俺を見て、ジム男が言う。

どうした？

その口に、俺はキスをした。
軽いやつ。
唇と唇が合わさるだけのキス。

顔を話すと、ジム男がふざけて、わーっと驚いたような顔を無言でして見せた。

俺はふっと笑って、
もう一度、キスをした。
今度はちょっと濃厚なキス。
ジム男の手が俺の頭の後ろにあてがわれた。
舌を入れて、ジム男の舌と絡めた。

顔を離した。

どぉーしたぁー。

うん、キスしてえなと思ってさ。

ちょっと恥ずかしかった。
腰に巻いたタオルの中で、ちんこが勃起していた。

お前のキスはいいね。

そういうと今度はジム男が俺にキスをしてきた。
さらに濃厚のやつ。
ジム男の舌が俺の口をとろけさす。
キスしながら、俺は思わずうなってしまう。

顔を離す。

すぐには目を開けられない俺。
感じてる身体を目を閉じて調整してから目を開ける。
顔が紅潮しているのが分る。
目がとろんとしてきた。
身体が熱くなる。

たまらず俺はジム男にキスをする。
すっげー濃厚なキス。
背もたれから起き上がり、ジム男は俺を抱きしめてくる。
体勢が不自然な俺は、キスしながらソファに座りなおす。
もうちんこはビンビン。
タオルがずれて、勃起ちんこが外に飛び出しちゃってるのが分った。
でも、別にいいや。

顔を離す。

ジム男が俺のちんこに目をやる。
いやらしい笑みを浮かべる。
ジム男のちんこもビンビンで、股間のタオルを持ち上げていた。
ジム男が俺の手を取り、
自分のちんこにあてがう。
俺はされるがまま、ジム男のちんこをタオルの上から触る。
すっげーでかくて固い。
俺は夢中で、その形を確かめるように触る。
そんな俺の様子を見ながら、ジム男がニヤニヤ笑い、言う。

俺のちんこ咥えたい？

すぐには答えられない俺。

いいよ、ほら。

ジム男が自分でタオルを開き、ちんこを顕わにする。
でかいジム男のちんこが勢いよく勃起している。
そのちんこをジム男が手で掴み、ぶらぶらとさせる。

ほら、咥えてみ。

ジム男が俺の頭をちんこのほうに押し下げる。
ジム男に頭を押され、意を決した俺は、
口を大きくあけて、そのちんこを捕まえようとする。
でもなかなか口に入らない。
何回かジム男のさおが俺の顔を打った。
ピタピタ音がした。
その音や顔にあたるちんこの感触が
俺のいやらしさを爆発させる。

やっと捕まえたジム男のちんこ。

うーん。

口一杯にちんこを咥えた俺のほうが、最初に喘いだ。

俺にちんこを咥えさせながらジム男が言う。

今日はなんか違うな、お前。
身体がエロい。

ジム男のちんこから口を離して俺が言う。

いいから、早くやろうぜ。

そう言ってまたジム男のちんこを咥える俺。

ジム男が俺の頭を両手で掴み、
本気で感じ始めるのが分った。

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